今日は、1人ひとつずつのマイ手帳を作りました。
テンプレートは市販のものを使いましたが、
そこに月と日付、学校の予定、通っているデイサービスの予定などを自分達で書き込み、
色分けしたりシールを貼っていきました。
「スケジュール帳を作る」という目的のために
「どうしたら見やすくなるか」、「自分が意識しておきたい予定は何か」
ということを必然的に考えることになるので、
その過程自体が頭の中の整理に繋がり、とても良いのではないかと思います。
まだ4月なのでテスト期間などは分からないようでしたが、
「今月の学校での重要なイベントは?」と聞くと、
「入学式と始業式と…あと、この日は多分土曜授業がある!」
「その日は何時から何時まで?」
「分からない。」
「じゃあ、印を付けておくから分かったらここに記入するようにしておこう。」
と会話しながら進めました。
「この日はルミナスで個別学習サポートの時間があるから、やりたい課題があれば持って来てね。」という話から、
課題を持ち物として用意出来た時にチェックを付けるチェックリストを書き込んだりもしました。
(ひとつチェックがつくごとにシールを貼ってあげることになったので、より手帳が彩られていくと思います☺)
こうして、会話をしながらどんどん便利な要素を付け加えていけたので良かったです。
(このタイプの閉じ具も大人の社会でよく登場するので、覚える機会となり良かったと思います。)
今回の手帳作りは、「予定を自分で管理するというイメージ」を持つためにも良い試みだったと思います。
子どもたちの特性によっては予定を把握していることが安心に繋がる人も居ますので、
自分自身で安心する方法を知り、身につけていくとこれから楽になっていけるように思います。
また世の大人たちも、全部を自分の頭の中で管理しているわけではなく、
こうしてスケジュール帳などの物に頼りながら生活しているのだということが分かると社会で生きていくイメージもつきやすくなるかな、などと思いました。
私自身は手帳を買ってもなかなか使いこなせずふた月めから白紙になってしまったりすることも多いのですが、
これまで奇跡的に埋めることができた年の手帳は後から見直しても感慨深く、
捨てられずに取っておいたりしています。
子ども達にも、是非これからの自分の生活を彩るアイテムとして加えて欲しいなと思いました!
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